ブラック企業について(1)

私は20代の大阪時代、ずっとブラック企業にいた。

ここで言う「ブラック企業」は最近問題になっている「ブラック企業」のこと。

当時の私は会社とはこういうものだと思っていたので、ブラック企業だとは思っていなかった。長時間労働は当たり前の世界だったのであまり気にならなかった。

とは言っても、当時の心の中はどうだったのかというと、辛い時も多かった。けど、基本的に一緒に働いている先輩は優しい人がいたし、同僚とも気があったので楽しい時も多かった。

まぁ、「辛い時が多かったけど先輩は優しかったし同僚とも気があった」ということ自体が「ブラック企業」の構造だと今は思っている。ブラック企業には、そういうふうに思わせる文脈が存在している。

ブラック企業は日本文化である

最近、読んでいる本に企業や警察、自治体などの組織の怖さや脆さについてのことがよく出てきていた。その組織の怖さや脆さが、私が過去に経験した「ブラック企業」の特徴でもあるので気になった。

もっと知ろうとすると、第二次大戦の日本軍が出てくる。第二次大戦中の日本軍は、「ブラック企業」そのものだ。日本は文化的にはまだまだ戦後なのだと思う。

ハンナ・アーレントにたどり着く

第二次大戦の日本軍についてさらに知りたいと思い、もうちょっと調べてみるとドイツ(ヨーロッパ)の全体主義が出てきて、そしてハンナ・アーレントにたどり着く。

ハンナ・アーレントはざっくりしか知らなかったから、ハンナ・アーレントの「全体主義の起源」を簡単にまとめた本を読んでみた。そこには、もちろんドイツの全体主義について書いてあるのだが、ブラック企業の構造を説明した本と勘違いしてしまうほど似ている部分が多い。

ブラック企業については、自分の中で整理したいと思っていたので、この機会にちょっとずつ整理したいと思う。感じたことをブログに書いていこうと思う。

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