二度と会えないのに届いてしまう

12月はじめくらいからナンバーガール再燃してしまってます。熱狂的ではないけど、昔から好きで聴いていたナンバーガール。

私は意識的にまったく音楽を聴いていない(聴かない)時期が10年間くらいあったんですが、その間に出ていたナンバーガールのライブ盤を知らなかった。そのライブ盤が、かなり良い。

私がナンバーガールを聴いていた時は、ナンバーガールがどんなライブをしているかを知らなかった。これは本当にミスった。10年以上遅れて聴いてもこの感動を伝える人がいない(笑)。

YouTubeでもナンバーガールでのライブを漁って興奮して観ているんだけど、映像も本当にかっこいい。ライブの演奏に魅力があるバンドも今となっては珍しいなと。演奏がかっこいいって本当に珍しく感じる。そして、バンド組みたくなる。

ナンバーガールのライブをYouTubeで探している時に見つけたのはライブだけではなく、星野源がカバーした「透明少女」もある。これは、本当に素晴らしいカバー。このカバーは向井秀徳もどんどんやっていくべきと評価しているみたい。

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二度と会えないのに届いてしまった

そして、橋本愛のラジオ番組。

橋本愛はナンバーガールが好きらしく、自身のラジオ番組でナンバーガール(向井秀徳?)を紹介していて、そのラジオ音声が聴ける。

もう私はナンバーガールのライブを見ることはないんですけど、ラストライブの映像だったり、いろんなライブの映像を拝見させてもらって、そこに関して、虚しさを感じるってのが一番嬉しいことで。

それは、虚しいし寂しいけど、もう二度と会えないのに届いてしまった、というその瞬間がすごく好きで。この曲に関しては、なんだろ、、、聴くたびに違うんですよね。

最初聴いた時はただただすごすぎて笑いが止まらなくて。その次は、ズシンと座ったままだったり。

なんかそうやって曲にドキドキするという機会を向井さんはどのバンドにいてもくれるので本当に嬉しいです。

ドキドキしたいな。ドキドキしたい、という気持ちをまた思い出させてくれるような曲です。

橋本愛の感受性すごいな。時間軸に対してこれだけ敏感に、明確に感じられるのはすばらしい。この子、くるね(笑)。

時間軸は関係ない

この感覚って、最近の若い世代の感覚なのかもしれない。若い世代がみんなこの感覚を持つわけではないと思うが。

橋本愛は1996年生まれ。

最近、世の中が、ことさら大声で未来に希望を感じたり絶望したり、過去をとことん否定したり肯定したりしていることが気になってる。

10年前とか20年前に私たちが持っていた感覚でものごとを考えて、今にフィットさせようとすると、不自然なくらいコトが大きくなってしまう。大きくしないと捉えられなくなる。今が消えていく。

橋本愛が言う「二度と会えないのに届いてしまった」というのは、時間感覚のズレとか捉えづらさを肯定しているのがいいなぁと思う。

昔、何かで読んだ記事に、ボブ・デュラン世代の親が自分の子どもに「最近どんな音楽を聴いているの?」って聞いたらボブ・デュランって答えたとあった。

それの意味するところは、最近はYoutubeとかiTunesで音楽を見つけるから、それが古いのか新しいのかをわかっていないことが多いという。確かに、そうかもしれない。

私も最近になっても、「あ、この曲いい!」と思って調べてみると、20年以上前の曲だったりする。ナンバーガールのライブ版もそうだし、テクノばっかり聴いていた時期に聴いていなかった音楽も最近知ったことが多い。

インターネットに情報が溢れ出してからは、コンテンツの時間軸がわからなくなる。実際、わからなくてもいいと思う。「この曲いい!サイコー!」と思えることが重要。

ドキドキ

橋本愛のコメントでもう一つ気になったのは、「ドキドキしたいな」ということ。これ、今後のキーワードですよね。

この「ドキドキする」というキーワードはいろんなアーティスやそれに関わる人たちがすごく言ってる。

多様性を受け入れるとなったとき、重要になってくる。ここでの多様性は人種とか性別とかだけではなく、時間とか距離とか虚構とか妄想とか。

この「ドキドキする」ってことはしっかり考えていきたいなぁって思う。

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