文化的には90年代に育った

カルチャー雑誌/音楽雑誌は死んだ? 雑誌天国の90年代から20年、何が変わったのか?~90年代『ロッキング・オン』編

この特集がすごくよかった。

これを扱うWebメディア『FUZE』は知らなかったな。

Webサイトのデザイン、色使い、特集テーマ、すべてが面白い。

90年代

この特集を読んで思ったのは、自分が文化的に育ったのは90年代ということ。

燃え殻「ボクたちはみんな大人になれなかった」に強くそう思った。

出てくる音楽や映画はほとんどわかるし、その時に何をしていたのかとか、どんなことを思ったとか覚えている。

引用

冒頭で紹介した特集で気になった部分を引用します↓

田中:「でもな、これは必要なんだ」って言われて。たとえば、渋谷さんがNHKからもらっているラジオの仕事はいつ切れてもおかしくない。で、渋谷さんは、当時からツェッペリンのレーベルの名前をパクってきたスワン・ソングっていうラジオやTVの制作会社をやってたでしょ? 「でも本音をいえば、スワン・ソングなんていつ潰れてもいいんだ。結局は、受注仕事をやる会社なんだから」みたいなことを仰るわけ。「俺たちはDIYのメディアを作らなくちゃいけないんだ。何の資本の影響も受けない、独立したメディアをやることが何よりも大事なんだ」と。

なるほど。

なんか私もちょっと影響を受けているかもしれない。

市川さんはよく「日本人のアーティストは話さえ面白けりゃいいんだよ」みたいなことも仰ってたから、いろいろと納得でした。

あの時は本当にそうだったな。

テレビ出て面白いアーティストが売れる時代。

稲田:ビースティ・ボーイズもそうですよね。『イル・コミュニケーション』は94年でしたっけ?

田中:そう。ただ、日本でビースティーズだけじゃなくて、彼らのレーベル〈グランド・ロイヤル〉とか、今では映画監督をやっているマイク・ミルズのアートワークとか、その周辺のカルチャーが一気に盛りあがりを見せたのが、たぶん95年から96年にかけてじゃないかな?

稲田:そうですよね。あの辺が自分としても盛りあがりましたね。ビースティ・ボーイズが自分の中で大きな存在だったんですけど、それは彼らがカルチャーを全部ひっくるめて体現していたところがあったからで。もちろんミュージシャンであることがベースなんだけど、『グランド・ロイヤル・マガジン』という雑誌を作ったり、レーベルも運営していて、スタジオもあって、X-LARGEっていうファッション・ブランドとも関わっていて、チベタン・フリーダム・コンサートを主宰するなど社会的なコミットメントもしていた。

ビースティーボーイズのグランドロイヤルかっこよかったなぁ〜