中野信子「サイコパス」

少し前に中野信子さんの『サイコパス』を読んだ。サイコパスについて思い当たるところが多かった。私自身も軽度のサイコパスなのかな?ってずっと気になっていたので読んだ。

読んでわかったのは、私は絶対にサイコパスではないとことです。ただちょっとだけ考え方が違うだけで、おおむね普通な人です。

サイコパスは思っている以上に怖い存在でした。

私はサイコパスを知っている

私は確実にサイコパスという人を知っている。

10年ほど前に同じ職場で一緒に働いていた人。その人は確実にサイコパスです。その時は「あいつサイコパスだな」なんて思ってませんでした。この本にもあるけど、その人も楽しくて人に好かれる人だった。

その人がやっていたことは本当に怖いことなのでここでは書けない。その人は自分のやっているひどいことを笑いながら、楽しそうに話してました。私は普通に話しをしていたのですが、あまり本気にしてなかった。想像以上に、ひどいことなので事実には思えなかった。

当時の私は、「中二病」のような感じで武勇伝的に話していると思っていたのかもしれない。私は「あぁ、なんか大げさに言って自分が大胆で度胸があるように見せているんだろうな」と思っていたように思う。

この本を読んで、あの人は確実にサイコパスであったのだとわかった。

外見は魅力的で社交的

その人はこの本に書いてあるそのままでもある。特に、本の最初の方の「はじめに」に書いてあるサイコパスの人物像にぴったりとあてはまる。

外見は魅力的で社交的。トークやプレゼンテーションも立て板に水で、抜群に面白い。だが、関わった人はみな騙され、不幸のどん底に突き落とされる。性的に奔放であるため、色恋沙汰のトラブルも絶えない。(中野信子「サイコパス」P3)

本当にこのまま。私のサイコパスであろう知人についてのことを、この文章に補足して書き足そうとしたけどそのまますぎて何も足せない(笑)。

この本にも書いてあるが経営者とか有能なビジネスマンにサイコパスは多いと思う。

サイコパスが高いプレゼンテーション能力を持つことは確かです。
相手が喜ぶことを言って巧みに心理を操る、あるいは逆に相手の弱みを見つけて揺さぶる・・・・そうした話術は得意中の得意です。(中野信子「サイコパス」P182)

私も起業家的なところにいたので、こういう人たちをわりとたくさん知っている。

それと、人間関係について特徴的で似ているところがある。

野心に満ち、優越感と特権意識には溢れていますが、得るものがない人間には比例で冷たく、人間らしい感情は欠けます。うわべはカメレオンのように変幻自在で、これと見込んだ人間に対して近づいて関係を気づくこともできれば、逆に利用して裏切ることも平然とやってのけます。(中野信子「サイコパス」P209)

普通の世界でもこういう人はいるが、私の知っている人たちは本当に「平然」とやってのける。今まではドライな性格だとだけ思っていたが、この本を読んだ後だとその「平然」度が高いように思う。

近寄らないほうがいい

私は、世の中には思っているより多くのサイコパスがいるんじゃないかと思ってる。出来る限り、こういう人を避けれるものなら避けて活きるのがいい。

特に、起業とかNPOとか、積極的な人が多いジャンルに足を踏み入れるときは注意が必要だと思う。「外見は魅力的で社交的」であったり、「高いプレゼンテーション能力を持つ」人であり、世の中から見たら、本当に憧れの存在に見れる。彼ら彼女から何か学びたくなる。

けど、それが自分と同じ世界から出発した積み重ねの能力か、サイコパスが生まれ持っている能力かは見極めた方がいい。見極めるべき。

間違えると、ちょっとした失敗では済まされず、人生を狂わされる。私はそうなりかけたし、そうなって人生を狂わされた人を知っている。

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