インプットとアウトプットのバランス

昨日、2週間ぶりくらいにプールに行ったら、かなりバテた。けど、朝起きたら顔がシュッとしていたから行ってよかったなと思っている。

顔がシュッとしているのを見て、ここ最近ずっと顔がむくんでいたことを知った。身体は循環させてないとすぐにバランスを崩す。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、自分で認識できないレベルでバランスが崩れて気づいたときには大事に至る。

身体のバランスは大事だ。

アウトプットだけ

インプットとアウトプットについても似たようなことを感じる。

インプットとアウトプットもバランスが重要。

バランスが重要なのはわかっているが、そのバランスはどんなものかわからない。この話は、いろんな人が持っている悩みのように思う。

私もずっとこの悩みがあった。悩んでいても仕方ないと思って出した答えは、「アウトプットだけを意識する」だ。

具体的な施策は、「毎日ブログを書く」ということ。

このやり方は、とりあえず成功だった気がする。ブログ(アウトプット)を書くために本を読んだり(インプット)するようになったから。

毎日アウトプットをしていたらすぐに書くことがなくなるから、インプットが必要になる。だから、自然とインプットにも意識がいく。

バランスが良くなった気がする。

同時に

先週、本を整理していたら、平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』を発見して、改めて読んでみた。

これは、読んだときもかなり感化されたが、今読んだら記憶していた以上に大事なことがたくさんあった。

今回のテーマで言うと、この部分。

これも認知心理学の方々から教えていただいた知見なのだが、どうも人間というのは、複雑な動きをきちんと記憶するときには、インプットとアウトプットを、同時に記憶しているらしい。とこれだけでは、何を言っているのかわからないかもしれないので、実例を挙げてみる。

オリンピッククラスの体操選手が、いわゆるウルトラCといった新技を習得するときには、もちろん繰り返し、自分の筋肉や間接の動きを記憶し何度もシミュレーションをする。しかし、同時に、天井や壁が、どの順番で、どのような角度で見えてくるのかを記憶していくそうだ。要するに、人間は、主体的な筋肉や間接の動き(アウトプット)と、視覚というインプットを同時に、しかも脳内で何らかの形で関連づけて記憶しているのだ。

平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』

あぁ、なるほど、確かにそうかもしれない。

だからよく覚えていることは、空気感とか景色とか誰がいたかとか、どんな気分だったかとかを覚えているんだろうな。

昔の曲を聴くと、その曲を聴いていた時代のことが、ずらずらずらーっと関連づいて出てくる。まさに芋づる式に。

私たちの脳は、このようにインプットとアウトプットを関連づけて記憶している。

平田オリザ『わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か』

この本には、「複雑」「メチャクチャ」「ランダム」「冗長」などのキーワードがたくさん出てくる。

インプットとアウトプットだけで考えると、入り口は1つで出口は1つで、それが一本道でつながっているように感じてしまう。おそらく、そうではない。

メチャクチャに、複雑に、ランダムに、情報が出たり入ったしているように思う。それらが、お互いに関連づいて、ネットワークを作って、いろんなところから出たり入ってりしているのが、正しいイメージかもしれない。

そうであるのなら、この「インプットとアウトプットのバランス」問題は、「アウトプットだけを意識する」というような単純な解決方法ではないのだろう。

今後もこの問題については茨の道が待っているだろう。たいへんである(笑)。

インプットとアウトプットのバランス

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