コアと、その周辺(その2)

電気グルーヴの新しいアルバムが出た。

前にリリースされた石野卓球のソロがかなり良かったから、電気グルーヴのアルバムも期待していた。

やっぱり期待通りで良かった。作った本人たちも「最高傑作」と言っているから気持ちがいい。気分がいい。

しかも、いろんなメディアで出ていて普通にインタビューに答えている。普段の電気グルーヴはインタビューにまともに答えない。だから、「電気グルーヴのことを知らない人はよくわからないだろうな、、、」とずっと思っていた。

でも、今回のアルバムはちゃんと宣伝しているから安心した。なぜなら、ファンとしてはいろんな人に聴いてもらいたいから。

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DG

電気グルーヴは、私が18才の時に知った。高校卒業して、すぐくらいの時期にオールナイトニッポン火曜日で知った。最初の5分間で彼らの虜になった。

結局、電気グルーヴを知ったことでその後の人生が変わってしまった。

彼らを知るまでは一般的なレールに沿って歩いていくつもりだったのに、影響を受けすぎてレールを外れてしまった。

電気グルーヴは、ミュージシャンでその音楽もすばらしかったが、音楽以外の部分にも大きく影響を受けた。音楽以外というのは、彼らが好きなカルチャーだ。そう、サブカルチャー。圧倒的なサブカルチャーだった。

ちなみに、今のネット時代にサブカルチャーはなくなったと言われているが、本当にそうだと思う。寂しいなとは思うけど、サブカルチャーがなくなったわけではなくネットがメジャーもサブも同じように光を当てるからサブがなくなった。今の方が情報を集めるのは楽だから良い。

当時は積極的に動かないとサブカルチャーは知ったり買ったりできなかった。

私は電気グルーヴのオールナイトニッポンで知ったことを、次の日から探しまわった。音楽はもちろん、マンガや本も雑誌もたくさん買った。

その頃に通っていた専門学校が心斎橋にあったし、バイトもひっかけ橋(ナンパ橋?)の近くだったし、ミナミにいることが多くなった。だから、サブカルチャー界隈のものが手に入りやすくなった。すごくタイミングがよかった。

今はあまり知らないが、当時のアメ村近辺や難波、日本橋はサブカルチャー関連の店がたくさんあったから、かなり楽しかった。学校終わりはバイトが始まるまで、ずっとミナミを歩き回っていた。

電気グルーヴの紹介するサブカルチャーは、かっこいいものだけではなくエロやグロも多かった。だから、私の本棚にも変な本が並んでいた。ある日、突然、親に怒られたことがあるのだが当時は自分の趣味を否定されたようで反発していた。しかし、今の私があの本棚を見たら、おそらく怒る。いや、怒るよりも心配するほうかな。

「それ以外」に惹かれる

アーティストをどっぷり好きになる時、そのアーティストの作品だけを好きになるのではないと思う。

作品だけを好きなだけなら、好きなアーティストは数え切れない。

しかし、自分の人生も変えるくらい影響を受けるアーティストは少ない。私は、電気グルーヴだけだ。ユニコーンも、バービーボーイズも大好きだったが、音楽以外はそれほど興味がなかった。かっこいいが、面白くないという感じ。

人生が変わるくらい影響を受けるようなアーティストは、その作品だけではなく、そのアーティストが好きなカルチャーも同じくらい好きになる。トータルで好きになる。 

人も同じ

人を好きになる時も同じ感じがする。

好きな人というのはたくさんいるが、自分の人生が変わってしまうくらい好きになることは本当に少ない。ほとんどない。

結局何が言いたいのか?

自分でもよくわからない。何の教訓もない(笑)。

ただ自分の人生を変えてしまうような人というのは、大事にしないといけないな、とはすごく思う。あまりにもどっぷり行き過ぎて、消化不良を起こしてしまうことが多い。好きなものを毎日食べてすぎて、あとで見るのも嫌になるくらいになる。

好きになり方を調整しないと、いろんな人を傷つけてしまう。42才のおっさんだから、ちゃんと調整できるようになりたい。いや、ならなければならない。

勇気

電気グルーヴの新譜の話に戻るが、彼らは50才になって「最高傑作」と言える作品を作っている。

これは、かなり勇気づけられた。私も今、42才でリスタートしているから。

これからの8年間で「最高傑作」と言えるものを作れるようにがんばろう。

コアと、その周辺(その2)

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