ぼくは今日、昔のぼくを死ぬほど嫌う

お正月休み中に『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を観に行った。

原作の小説がすごく好きで、どうしても映画が観たかった。そして、作者の七月隆文さんが私と同じ大阪府枚方市出身で親近感もある。

この映画は私のような40代男性が観に行くようなものではない。20代や10代の女性やカップルがターゲットだと思う。錦糸町のTOHOシネマズに行ったのだが、ほぼ大学生か高校生のカップルだった。正月なのであまり人はいなかったが。

ちなみに、私は一人で観に行った(笑)。

映画自体はすごく良くて感動したんだけど、主役の福士くんがかっこよすぎるのが、ちょっと違うかも、、、と思ったな。ストーリーが進むごとにかっこよくなって終わるからいいんだけど、小説では最初の方はもうちょっとイタい感じで書かれていた気がする。変なプライド持っている感じとか。それがもうちょっと出てれば話に入りやすかった。「逃げ恥」での星野源の偉大さがわかってしまった。

やさしさ

今回のブログで書きたかったのは、映画の内容ではない。

映画館で、私と席を1つ空けて隣に座っていたカップルについて。彼らはおそらく大学生カップルで、もしかすると高校生かもしれない。

そのカップルの女の子の方が映画に感動していてかなり泣いていた。なんか、こういうラブストーリーで泣くとか、「かわいいな、おい!」とか私は思ってた。なんかいいよね。

そして、私にとってのクライマックスは映画が終わったとき、男の子が泣いている彼女に向かって「よかったね」と言ったこと。

やさしい。

なんかいい。私が彼らくらいの年齢の時、自意識過剰だったので、そういう優しさがもてなかった。「そんな泣くような内容やったか?」的に思ってたから、そんな彼女を無条件に肯定するようなことは言えなかった。

彼女が、泣いて感動しているなら「よかったね」と言えばいいじゃないかと。映画が終わった時に彼女がシラーッとしてたら逆に「よかったね」ではダメだが、泣いているんなら「よかったね」と声をかければいい。

「なぜそれくらいのことが言えないのか!若いオレ!」と激しく思う。

もうキモい!
やさしさゼロか!
はぁ、あきれる!

書いててホンマにムカついてくる、過去の自分に(笑)。観た映画があまり良くなかっても、映画が終わった後に言葉をかけるなら「よかったね」が正解だ。嘘でも「よかったね」だ。

肯定の時代

あの映画館で横になった、男の子のような子が世の中に溢れたらいいよね。

それは男らしくないという、40オーバーがいるかもしれない。けど、今は昔のように平和じゃない。平和であれば、いろんな面倒を起こすような人が求められたかもしれないが、今はいろんな困難がある時代だから、やさしい方がいい。

「やさしい」はちょっと通じにくいかもしれない。「肯定」と言い換える。「共感」ではなく「肯定」。映画の感想だけではなく、いろんな多様性に対して肯定するのがいいと思ってる。肯定して、それからいろいろ考える。まずは、肯定。

たまには20代がターゲットの映画とか観に行くのもいいよね。考えもしなかったことを考える。

ファンタジー

ちなみに、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」はファンタジーと言われている。それは、パラレルワールドとか異次元の世界が出てくるから。

しかし、私はファンタジーとは思わない。パラレルワールドとか異次元の世界とか普通に信じているから(笑)。パラレルワールドから来ている人がそのへんにいると思っている。だから、私にとってはこの映画の世界はファンタジーではない。

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